プラハの歴史的なホテルやアパートメントでは、建築からかなり年月がたってからエレベーターが増設されるケースが少なくありません。そのため、エレベーターの乗り口が階段を上り切った先にあったり、階と階の途中で止まったり、立ったままの大人2人が入れる広さでも開いたベビーカーは入らなかったり、一部の棟にしか通じていなかったりすることがあります。アクセシビリティの最終確認として、エレベーターありという絞り込み条件に頼ってはいけません。路面から客室までの経路全体を、宿に説明してもらいましょう。
寸法と段差を尋ねる
エレベーターのドア幅、かごの幅と奥行き、積載制限、そしてその前後にあるすべての段差や敷居について、明確にしたうえで確認を求めましょう。こちらからは、ベビーカーを開いたときと折りたたんだときの寸法を伝えます。回転ドアや重い門、狭い廊下、途中の踊り場についても質問しておきましょう。経路の写真や短い動画を見せてもらうと、「アクセスできますか?」と何度も尋ねるよりも、曖昧な答えを解決しやすくなります。
客室までの正確な経路を確認する
建物によっては、入口が複数あるほか、中庭や階段、つながった棟がいくつかある場合もあります。説明を受けたエレベーターが、予約した部屋タイプ、朝食会場、フロントのそれぞれに確実に使えるかを確認しましょう。ベビーベッドの追加で部屋の割り当てが変わるときは、アクセス状況を改めて確認します。歴史的建造物は改修が制限されることがあるため、障壁があることについてスタッフが正直に話してくれるほうが、あいまいな「大丈夫です」という保証より頼りになります。
ベビーカーの取り扱いを計画する
折りたたみ方を練習しておき、付属品を取り外す必要があるかも確認しましょう。車輪でドアを支えたり、折りたたみのジョイント部分のそばにお子さまを立たせたりしないでください。待っている間もお子さまを安全に固定し、かごに荷物を積み込みすぎないようにしましょう。ベビーカーをどこに保管できるかも尋ねておきます。廊下に置いたままにすると消防の規程に違反するおそれがあり、路上に置けば盗難や天候による劣化のリスクがあります。
エレベーターの運休に備える
エレベーターが故障したときに誰が手助けしてくれるのか、本当にアクセスしやすい代替の客室や入口があるのかを尋ねましょう。メンテナンスは、どの滞在期間中にも入る可能性があります。折りたたんだベビーカーと荷物を安全に運べる大人がいない場合は、1階の客室がある宿や近代的な物件を選ぶほうが賢明です。アクセスについての回答は書面で保存し、エレベーターが欠かせないなら、キャンセル条件が柔軟な予約を選びましょう。
ベビーカーの全長を測るときは、折りたたんだ付属品も含めて測ってください。
