プラハの春と秋は、寒い朝、暖かく晴れた昼、川から吹く風、夕食前の雨と、一日のうちに天気がめまぐるしく変わります。分厚い服を1枚持って行くよりも、屋外の散歩、暖房の効いたトラム、美術館、昼寝の場面に合わせて着替えられる、少ない枚数で調節できる重ね着のほうが役立ちます。毎朝天気予報を確認し、暦の月だけで服装を決めず、子どもの様子を観察してください。
調節しやすい重ね着にする
まず快適なベースの服を着せ、その上に中間着を1枚重ね、状況に合わせて防風用または防水用の上着を携帯します。季節によっては、寒い風や強い日差しをしのぐために帽子が役立つこともあります。ベビーカーのハーネスや抱っこひもの位置を妨げない重ね着を選びましょう。お子さまの胸や背中、日ごろの様子をこまめに確認してください。手の冷たさだけでは、体全体の温度は判断できません。
屋内で重ね着を調節する
トラム、地下鉄の駅、店舗、美術館の中は、街中よりもずっと暖かいことがよくあります。入ったらすぐに上着を開けたり脱いだりして、眠っているお子さまをレインカバーに包んだままにしないでください。風通しを保ち、ベビーカーの開口部にブランケットをかけるのはやめましょう。抱っこひもの中では大人の体温でさらに暖かくなるため、よりこまめに様子を確認してください。
雨と風への対応
サイズが合い通気性のあるレインカバーを使用し、天候が回復したら外すか乾かしましょう。ベビーカーを押す大人の足が滑ると、慎重な操作が難しくなるため、防水性のある大人用の靴が重要です。川沿いや城の展望台は雨風にさらされやすく、建物に守られた旧市街の路地は暖かく感じられることもあります。お子さまの服装の限界を試すのではなく、屋内で休憩することを選びましょう。
チャイルドシートでは厚着を避ける
かさばるコートやパッド入りのスーツを着ていると、ハーネスが体にぴったりフィットしないおそれがあります。お子さまには適した薄着を着せて固定し、チャイルドシートの説明書に従ってハーネスをしっかり締めてから、必要に応じて保護者が見守ったうえで、ハーネスの上にブランケットをかけましょう。チャイルドシートのメーカーが承認していない限り、お子さまの背中側やストラップの下に物を挟まないでください。個々の体温管理について気になることがあれば、医療従事者に相談しましょう。
