プラハのクリスマスマーケットは雰囲気たっぷりですが、赤ちゃん連れにはハードルが高い場所でもあります。食べ物の屋台の周りには人が密集し、路面はでこぼこしていて、日の入りも早く、立ち止まっていると歩いているときより寒く感じます。開催日、警備措置、出店者、営業時間は毎年変わります。その年ごとに市や主催者の公式情報を確認し、落ち着いて過ごせる1回の訪問で十分と考えるのがおすすめです。

冬の夜のプラハの街路と屋根
冬の夜のプラハの街路と屋根。早めの時間帯に訪れると、人混みに圧倒されることなく、お祭りの雰囲気を楽しめます。

人出がピークになる前に訪れる

午後遅くや週末の夜は、ライトアップが輝く分、最も多くの人が集まります。平日の午前中から昼過ぎまでは、ベビーカーでも進みやすく、屋台の対応も早く、公共交通機関も利用しやすい時間帯です。夜のムードは少しあきらめることになりますが、飾りつけは変わりません。夕方の雰囲気がどうしても外せない場合は、混み始める時間帯の初めに短く立ち寄り、帰りの移動が混み合う前に出発しましょう。

訪れるマーケットを絞る

旧市街広場とヴァーツラフ広場は中心部にあってひときわ目立ちますが、近隣の小規模なマーケットのほうが回りやすいこともあります。プログラムや会場は変更になるため、同じ形で開催されると思い込まず、必ず確認してください。マーケットは1つに絞り、暖かい屋内の休憩スポットと組み合わせましょう。複数のマーケットをはしごすると、寒さにさらされる時間が長くなり、人混みの中を進む負担も増える割に、赤ちゃんにとっての価値はほとんどありません。

夜にライトアップされたプラハ旧市街の屋根と塔
夜にライトアップされたプラハ旧市街の屋根と塔。日が暮れるとマーケットの通路が狭くなるため、ベビーカーは慎重な操作が必要です。

ベビーカーをしっかり操作する

ブレーキが確実に効き、暗くなってからも目立つ反射板を備えた、コンパクトで安定したベビーカーを使いましょう。貴重品はチャックを閉め、身に着けたままにしてください。熱い飲み物、直火、行列、路面電車のレール、落ちている食べ物にも注意が必要です。買い物袋をハンドルにぶら下げたり、注文しているあいだベビーカーを人混みの端に置いたままにしたりしないでください。

お子さまを安全に暖める

重ね着は調整しやすいものを選び、ハーネスや空気の通り道をふさがない、ベビーカーに対応したフットマフやカバーを使いましょう。お子さまの体温はこまめにチェックし、屋内での休憩を計画に盛り込みましょう。チャイルドシートの中では、かさばるコートは避けてください。授乳やおむつ替えは、事前にきちんとした屋内施設を確認しておきましょう。マーケットの屋台や屋外のテーブルはあてにできません。寒さにさらす際の注意は、お子さまそれぞれの状況に応じた医療上の助言に従ってください。

大人がそれぞれ食べ物の列に分かれて並ぶ前に、集合場所をわかりやすく決めておきましょう。