プラハの歴史的中心部はベビーカーでも歩けます。ただし「歩ける」といっても、路面がどこも平坦で、段差がまったくないという意味ではありません。うまく回る日は、広い広場、川沿いの小道、橋をメインルートに据え、塔や城へ続く急な小道、小さな地下のレストランは、行けたら行く「任意の立ち寄り先」として扱いましょう。有名な建物の入り口をすべてベビーカーで通り抜けようとはせず、ベビーカーとお子さまのペースに合わせてルートを組み立ててください。
比較的歩きやすい場所からスタートする
新市街や、旧市街広場へ続く広々とした道は、中世以来の最も狭い小路より、おおむね歩きやすいです。広場から川へ向かうときは、なるべく広い通りを選び、トラムのレールを横切る際には、軌条に対して垂直に近い角度でゆっくり渡ってください。カレル橋はデッキが舗装されていますが、渡り口は石畳で、人の混雑も激しいです。早朝なら、ベビーカーを操作する余裕もあり、落ち着いて写真を撮ることもできます。
川沿いでひと休みする
堤防沿いとカンパ島の周辺には、比較的平坦な区間やベンチが点在し、一息ついて気持ちを立て直すスペースもあります。ただし、路面の状態やスロープの有無は場所によって異なります。カンパ島からマラー・ストラナを抜けてプラハ城へ向かうと、道は次第に勾配がきつくなります。坂がつらいなら、バリアフリー対応のトラムを利用するか、城は別の日に回すのも手です。すべての車両が低床とはかぎらないので、そのつどリアルタイムの低床運行情報を確認しましょう。
車輪と荷物の扱い方
大径ホイールとサスペンションがあれば振動は和らぎますが、それでもゆっくり押して丁寧に操る必要は変わりません。坂道では両手をハンドルに使い、止まっている間は必ずブレーキをかけ、ハンドルにバッグをかけすぎないようにしましょう。車輪が引っかかりやすいレール、高さのある縁石、配送用の車両には注意し、歩行者と自転車が共有する道では自転車にも気を配ってください。人混みでは、貴重品はベビーカーの開いたポケットではなく、身につけておきましょう。
入りやすい立ち寄り先を選ぶ
カフェを利用する前に、1階の座席スペース、子ども用の椅子、おむつ替え設備の有無をあらかじめ尋ねておきましょう。歴史ある建物では、エレベーターの入り口が入口階段を上がった先にしかなく、折りたたんでいないベビーカーでは入れないこともあります。主要な観光スポットの合間に、公園か川沿いでの休憩を1回は組み込みましょう。屋内へのアクセスに階段が必要だったり、ベビーカーが禁止だったりする場合は、大人の1人が見学し、もう1人が子どもと一緒に外で待つ方法もあります。家族そろってその場所をスキップするのも、街の体験を損なうことにはなりません。
